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電気化学会第77回大会 (2009年度)







坂口研究室が2009年度最後の学会として参加したのは、富山大学五福キャンパスで開かれた電気化学会第77回大会です。 口頭講演発表を行ったのは、M1 の院生2名です。 この二人の研究テーマはこれまでの坂口研のものとは異なったアプローチでしたので、 実験データのまとめと考察には一苦労でしたが、 彼らの不断の努力が実り、電池研究の新境地を切り拓く可能性が示されました。 二人が発表した新しい研究成果は他の電池研究者の注目を集め、たくさんの質問と議論を呼びました。 この春には非常に優秀な M2 の院生4名が卒業しましたが、 来年度(2010年度)は卒業生の技術と成果を引き継いだ彼らが坂口研の最上級生となり、 後輩の面倒を見ながら、さらに立派な研究成果を上げることが期待されます。
学会終了後は、立山連峰の雪景色を観光したり、 富山湾でしか水揚げされない世界的にも珍しい白エビの味を楽しむことができました。


技術講習 (2009年度)






年明けの寒さが厳しい中,坂口研の2名の学生が京都の工場に技術講習に行って来ました. 鳥取から京都まで電車を乗り継ぎ,島津製作所京都工場を訪問しました.今回は島津製作所 の方に実験装置の技術講習をしていただきました.非常に熱心で丁寧な指導をいただき学生 二人にとっては新しい技術や知識を得る有意義な訪問となっとことと思います. 講習後には広い社内を案内していただき,他のセクションの実験装置も見学させていただきました. 講習を行った建物内ではノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんも仕事をされているそうです. 最後に工場の前で記念撮影をさせていただきました.今回の訪問で得た技術や知識を坂口研での 研究でも存分に生かして,さらに研鑽を積んでいってもらいたいと思います.


電池討論会 (2009年度)












第50回電池討論会が京都国際会館で開催されました。 電池に関する国内で最大の学会であり、我々の研究成果の真価が問われる最も緊張する場でもあります。 坂口研からは M2 の院生4名が口頭発表を行いました。 電池の専門家から厳しいご指摘やコメントを頂きましたが、 それだけ我々の研究が注目されていると前向きに受け止めて、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。


関西電気化学研究会 (2009年度)















神戸大学六甲台キャンパスで行われた関西電気化学研究会に参加しました。 薄井助教による講演発表の後、ポスタープレビュー発表と1時間半のポスター講演発表が行われ、 関西近隣の若手研究者との活発な議論がなされました。 坂口研から参加した院生2名は、惜しくもポスター優秀賞は逃しましたが、 他大学の若手研究者とのディスカッションを通して、研究者として大きく成長したようにも見受けられました。


電気化学秋季大会 (2009年度)






今年の電気化学秋季大会は、東京都小金井市の東京農工大学で開催されました。 坂口研究室からは、院生2名が電池の研究に関するセッションで口頭発表を行いました。 二人にとってはこれが学会デビューとなりましたが、練習の甲斐あってか坂口先生が感心されるほどの立派な講演でした。 今後のさらなる活躍が期待されます。


希土類討論会 (2009年度)



北海道札幌市で、平成21年5月28日から2日間にわたって開催された希土類討論会に参加しました。 希土類会員の一流の研究者を相手に堂々とした口頭発表を行い、賞賛を集めました。 羽田で飛行機の乗り継ぎなどがあったりと、あわただしい強行軍のスケジュールでしたが、 学会の合間に北海道の味覚を楽しむこともできて、短いながらも充実した学会旅行となりました。